私たちの物語

Yuyake Nendoは、東京・渋谷の活気ある中心地に、静かで創造的な息吹をもたらす陶芸工房として誕生しました。私たちの物語は、伝統的な日本の陶芸技術への深い敬意と、現代の暮らしに溶け込む美しさを追求する情熱から始まります。

創業者の田中陽子と佐藤健太は、それぞれ異なる背景を持つ陶芸家ですが、土という素材が持つ無限の可能性と、手仕事から生まれる器の温かさに魅了され、この工房を立ち上げました。彼らは、単なる物を作るのではなく、それぞれの器に物語を宿し、使う人の日常に彩りを与えることを願っています。

「Yuyake Nendo（夕焼け粘土）」という名前には、一日の終わりに空を染める夕焼けのように、一日一日愛情を込めて作り上げた粘土が、やがて美しい器へと変化していく様が込められています。また、夕焼けが人々の心に安らぎを与えるように、私たちの作品もまた、手にする人々に心の豊かさをもたらしたいという願いが込められています。

Yuyake Nendoでは、古くから伝わる釉薬の調合や成形技術を大切にしながらも、新しい表現方法を常に模索しています。東京の中心に位置しながらも、一歩足を踏み入れれば、土の香り、ろくろの音、静かに集中する職人の息遣いが感じられる、そんな特別な空間を提供しています。